こんにちは。とぅーりおです。
ニワトリを飼育している方、これから飼いたいと思っている方向けの記事を書いています。
冬になると、秋までは当たり前のようにいた昆虫がいなくなり、雑草などがなくなってしまいます。
- 冬でも手に入りやすい食材は?
- ニワトリにとって、どんな野菜が安全?
今回は、冬の時期に手に入りやすくて、ニワトリが安心して食べられる食材について解説します。
私は、2021年5月からニワトリの飼育を始め、冬になると実際に与えている食材です。
畑を持っている方は、自分でも育てやすい食材も含まれていますので、ぜひお試しください。
冬のオススメ食材3選
旬を迎える食べ物は、生育の条件が最も適していることも合って、味も栄養価も一番良い状態と言われています。
まさにこれから旬を迎え、ニワトリが安心して食べられる旬の食べ物は以下の3つです。
- 白菜
- 水菜
- 柿(完熟したもの)
ニワトリに与える時は、水洗いして汚れや農薬をなるべく取ってあげると良いでしょう。
それではご覧ください。
白菜
冬の旬野菜の代表とも言える白菜。
葉の部分も芯の部分も大好きで、小屋の中に入れてあげると美味しそうにちぎって食べます。
芯の部分は一口大の大きさに切って上げると、「シャリシャリ」音を立てながら美味しそうに頬張ります。
私たちにとってありがたいのが、白菜の外葉を食べてくれること。
普段であれば捨ててしまう部分も、美味しく食べてくれるので、我が家の白菜は、余すところがとても少なく済んでいます。
水菜
12月頃から旬が始まる水菜。
一枚一枚の葉っぱの大きさが、ニワトリのクチバシにちょうど良いみたいです。
散歩中、姿が見えなくなっていると思ったら、水菜の影に隠れてパクパク水菜を食べていることもしばしば。
小屋の中で与える時は、一口大の大きさに切って、ご飯入れの中いっぱいに入れてあげます。
柿(完熟)
柿の中でも、ジュクジュクになった柿が大好き。
ヘタを取り、破いた状態で与えます。
ジュクジュクになった柿を「ペチャペチャ」そしゃく音を立てながら、水を飲むように飲み込んでいきます。
そしゃく音と聞くと、嫌なイメージを持つ方が多いと思いますが、ニワトリの場合はそれはもう癒やし。
ずっと聞いていられます。
冬に食べきれなかった柿は、冷凍保存しています。
夏の暑さ対策に、冷えた柿を与えていました。
田舎にいると、いろいろなところから柿をいただくので、私たちやニワトリで食べ比べをさせてもらってます。
与えるときのポイント
ニワトリが食べやすく、なるべく無駄が出ないためのポイントをお伝えします。
- 一日で食べ尽くせる量を与える
- 小石を一緒に入れてあげる
- 牡蠣殻も一緒に与える
一日で食べ尽くせる量を与える
まずは、少なめの量で与えてみましょう。
ニワトリも人間と同じように腹八分目が良いそうです。
また、白菜や水菜などは、一日経つと鮮度が大きく落ちてしまいます。
冬は鳥インフルエンザなどの感染症が発生する時期でもあります。
新しい食材を与える時は、古いものを捨て器をきれいにして与えるように心がけましょう。
小石を一緒に入れてあげる
ニワトリは、人間やその他の哺乳類などのように歯を持たないので、筋肉でできた器官「砂嚢(さのう)」ですり潰され消化されていきます。
ニワトリが食べ物と一緒に小石を食べることで「砂嚢(さのう)」のすりつぶしを助けるそうです。
ちなみに「砂嚢(さのう)」は、焼き鳥店などで「砂ずり」として多くの方に親しまれています。
あのコリコリした食感は、筋肉でできた臓器だったと聞くと納得ですね。
牡蠣殻も一緒に与える
カキ殻はニワトリの骨や、卵の殻を作る「カルシウム」が多く含まれています。
メスの場合は、カルシウム不足になると産卵する卵に大きな影響があります。
殻付きの牡蠣を食べる方は、食べ終わった殻を水で洗い、1週間程度干したものを砕いて与えましょう。
あまり牡蠣を食べない方は、ペットショップやホームセンターなどで販売されている『ボレー粉』でも大丈夫です。
まとめ
冬に旬を迎える食べ物は、人間だけでなく、ニワトリにとっても美味しいようです。
畑を持っている方であれば、自分で育てた野菜を安心してニワトリたちに与えることができるでしょう。
また、どの季節でも手に入りやすい食材で、特にニワトリが喜んで食べるものも以下の記事で詳しく解説しています。
今回紹介した食べ物で、大きなトラブルを起こしたことはありませんが、食べた後に調子が悪くなるようなことがあれば、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
それではまた。
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