【SBI証券】つみたてNISAの非課税枠40万円を使い切る方法

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SBI 副業

こんにちは。

2022年の10月からSBI証券でつみたてNISAを開始した“とぅーりお”です。

SBI証券のつみたてNISAは、三井住友カードを利用すると月額5万円までポイント付与されるので、クレカを作ってから始めた方も多いのではないでしょうか。

一度クレジットカード設定をすると、基本的には放置してても勝手に積立されていくので、非常に便利な仕組みです。

しかし、年の途中でSBI証券でつみたてNISAを開設した人の中には、このような疑問を持つ方も多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?

「クレジット決済は月額33,333円が上限になっているけど、年の途中からつみたてNISAを始めた場合は1年目の非課税枠40万円が使い切れないの?

今回はこの疑問についてお答えします。

 

私が実際に設定を行った画面を掲載しながら説明をしていきますので、一つ一つ確認をしながら設定してみてください。

少し面倒な設定が必要ですが、初年度のみの設定なので、頑張ってやってみましょう。

2年目以降は、クレジット決済の上限33,333円×12カ月=399,996円が自動で積み立てられます。

また、12月16日には新NISAについて情報が発表されました。

現行のつみたてNISAと新NISAは非課税枠が別枠となるので、今のうちに始めておくと先行者利益を受けられます。

 

今回の内容はSBI証券のつみたてNISAを「三井住友カード」のクレカ積立設定している方向けの記事となっています。

事前にSBI証券のつみたてNISA口座の開設とクレジットカード設定をお願いします。

つみたてNISAを含め、投資は元本割れのリスクがありますので、ご自身のライフプランの範囲内にて自己責任でお願いします。


初年度分を満額積立するには

結論は、『現金決済のボーナス月コースを利用して、積立の不足分を別途注文する』です。

クレジットカード決済をご選択いただく場合は、ボーナス月コースはご利用いただけません。 

つみたてNISAでは、制度上、設定時点でつみたてNISA年間投資可能枠(40万円)を超える設定ができないことから、通常つみたてNISA投資可能枠は残ってしまいます。 ただし、ボーナス月コース※1とNISA枠ぎりぎり注文を活用することでつみたてNISA投資可能枠を使い切ることが可能です。 

引用:SBI証券 よくあるご質問「つみたてNISA投資枠を使い切ることはできますか。」

つまり、1年目の満額積立をするためには年内に①現金で不足分をボーナス積立し、②ボーナス月コースの発注完了後にクレジットコースへ設定変更を行う作業が必要ということになります。

ボーナス月コースで必要な積立額の計算

SBI証券のつみたてNISAクレカ積立は、毎月の上限額が33,333円と決められています。

(33,333円✕12ヶ月=399,996円)≒40万円

1月からつみたてNISAを開始した方以外は、年の途中からつみたてNISAの開始となるので、積立設定のみでは満額40万円に到達することができません。

よって、1月から積立開始月までの積立ができなかった金額をボーナス払いとして積立します。

例)7月に口座開設し、8月からつみたてNISAを開始した場合

33,333円×5カ月(8月~12月分)=166,665円

400,000円-166,665円=233,335円の不足

積立ができなかった月✕33,333円がボーナス月設定金額の上限となります

ボーナス月コースの設定金額が確認できた方は、実際に設定を行ってみましょう。

今回は、私がボーナス月コースを利用した実際の取引画面をお見せしながら解説していきます。

ボーナス月コースの設定

私は、つみたてNISA口座を2022年9月27日(火)に開設して、ボーナス月コース積立10ヶ月分を投資し、クレジットカード積立に変更しました。

取引画面の説明の前に、現金決済とクレジットカード決済の申込の流れを確認しておきましょう。

ボーナス月コース(現金決済)の流れ

つみたてNISAの受付(設定)が完了した日からのスケジュールは以下の通りです。

受付日 0営業日目(その日の23時55分までに受付(設定)を完了させる)

発注日 1営業日目(発注が行われる日。15時までは取り消しが可能)

約定日 2営業日目(売買が成立する日)

受渡日 5〜7営業日目(資産になる日。売却等ができるようになる)

営業日とは、土日祝日を除いた平日(年末年始除く)
受渡日は購入する投資信託によって変わります

クレジットカード決済の流れ

毎月10日時点にクレジットカード決済設定になっていれば、翌月1日に発注されます。

(クレジットカード決済の翌月注文締日は毎月10日)

前月11日〜毎月10日の間にクレジットカード設定を済ませておきましょう

それでは、実際の設定方法について見ていきましょう。

【SBI証券】ボーナス月コースの申込み

私が行った申込のスケジュールはこのようになります。
申込日 2022年9月29日(木)0営業日目
発注日 2022年9月30日(金)1営業日目
約定日 2022年10月3日(月)2営業日目
受渡日 2022年10月7日(金)7営業日目

そして、ボーナス積立設定額は333,334円です。

(40万円−(33,333円✕2ヶ月)=333,334円

※上記スケジュールでは、次回のクレジットカードの注文締日が10月10日なので、クレジット決済による次回注文日は11月1日になります。よって、1年目のクレカ積立可能回数は11月1日と12月1日の2回となります。

 

ボーナス月コース申込の手順

①現金を押す

決済方法「現金」を選択

②現金設定後

①積立コースは「毎月」を選択。設定日はボーナス月の申込設定日(ボーナス月積立の発注希望日)から遠い日を設定しましょう。

今回の実例は申込日が9月28日なので、①の設定日を25日にすれば次回の現金積立発注日が10月25日となります。その日までは次の発注がされないので、余裕を持って設定の変更などを行うことができます。

②設定金額は100円以上であればいくらでも構いません。

③「追加」を押すと以下の画面が表示されます。

③ボーナス設定

設定金額には、事前に計算しておいたボーナス設定金額を入力します。

申込設定日1には、発注日(1営業日目)の日にちを入力します。

④NISA枠ギリギリ注文は、どちらでも特に問題はありませんが、迷う場合は「設定する」にしておきましょう。

④ボナス設定後画面

1〜4を入力後の画面

入力情報に問題がなければ「次へ」をクリックし、目論見書などの確認を行います。

⑤ボーナス設定確認画面

次回発注予定日が希望する日と一致しているか確認し、問題が無ければ取引パスワードを入力してください。

⑥設定完了

お疲れさまです。

これでボーナス月積立設定は完了です。

翌日の発注が済むまで待ちましょう。

ボーナス月積立が発注されるまでに、SBI証券口座もしくはSBIハイブリット預金に設定額以上の入金が必要です。


クレジットカード積立設定に変更

発注が完了すれば、クレジット積立の設定を行いましょう。

クレジット積立設定は、その月の10日までに設定を完了しておけば、翌月1日の発注に間に合います。

クレジットカード積立設定の手順

クレジットカード設定画面

決済方法「クレジットカード」を選択

クレジットカードを選択すると、上記の画面に切り替わります。

設定金額欄に希望の積立額を入力し、「次へ」をクリック。

ファンド情報、目論見書などの確認を行ってください。

2022/10/3に設定を行ったので、次回発注日は2022/11/1となります

次回発注予定日が希望する日と一致しているか確認し、問題が無ければ取引パスワードを入力してください。

設定を行った日が10日を過ぎた場合は、次回発注予定日が翌々月の1日となります。
例)設定を行った日 2022/10/11 ⇒ 次回発注予定日 2022/12/1

取引パスワードを入力し「設定する」をクリックすれば完了です。

 

受付完了後の積立設定の状況は、トップ画面の「投信」→「設定一覧」から確認できます。

これですべての設定は完了です。

翌月1日になったらしっかり発注されているか確認しておきましょう。

 

現金決済からクレジットカード決済への変更は、「ボーナス月積立の発注が完了」すれば問題ないそうです。

私は、発注日の何時に発注が完了するのか分からなかったので、約定日(2営業日目)にクレジットカード設定を行いました。

トップ画面の「投信」→「注文照会・取消」→「積立買付・定期売却」から確認できます。

確認画面

約定日(2営業日目)には発注状況が「執行中」に変わります

余裕を持った日程で手続きを行いましょう。


まとめ

私自身が困った満額積立方法を、実際の取引画面と共に説明させていただきました。

営業日や締日などいろいろな日があり、少し複雑な部分もありました。

その中でもいちばん重要な日は、クレジットカード決済の発注締切日にあたる10日です。

ボーナス月コース設定は、前月11日から毎月10日までの間ならいつでも設定できるので、10日からできるだけ遠い日に行うのがおすすめです。

いまクレジットカード設定を行うと、次回発注予定日が何月1日になるか確認をして、余裕を持ったスケジュールで満額積立を行いましょう。

現行のつみたてNISAと新NISAは非課税枠が別枠になります。

詳しい解説は別の記事で解説していますので、よかったらそちらもご覧ください。

 

それではまた。

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