こんにちは。とぅーりおです。
10月の後半に入り、朝晩の寒暖差が大きく、段々と秋らしい空気に変わってきました。
今回は、いも掘りをして収穫できた59本のサツマイモの保存方法や状態に応じた簡単レシピを紹介していきます。
実際にイモ掘りに行ってサツマイモを収穫した人や、とれたてのサツマイモをもらった方の参考にされば嬉しいです。
保存方法については、野菜作り歴30年以上の義父母の経験を基に解説しています。
今回掘ったのは、収穫適正時期に差し掛かった10月22日だったので、試し掘りと比べ、しっかりと成長したサツマイモが多数収穫できました。
今回のイモ掘りは、私の友人たちと我が家のニワトリたちが参加してくれました。
甘さが増す保管方法
さつまいもは、掘りたてをすぐに食べるよりも、しばらく保管して熟成させることで甘みが増す野菜です。
しかし、保管方法を間違えると、カビが生えたり、腐ったりしてしまうデリケートな野菜でもあります。
楽しく掘ったサツマイモが食べれなかった・・・ということがないように、サツマイモを美味しくいただく保存方法を見ていきましょう。
掘った直後
さつまいもは、水気を嫌う野菜なので、収穫後は洗ったりせずそのまま天日干しを行いましょう。
次の日からは陰干しにして、2,3日掛けて表面の水分を取り除きます。
そうすることで、カビ生えを防ぎ、成熟させる準備を整えます。
表面が乾燥したあと
表面が乾燥したあとは、ついた土を落とし、冷暗場所で保管しましょう。
15℃くらいのところで保管できるのが理想です。
我が家では、発泡スチロールに籾殻を敷き詰めて、その中にさつまいもを入れ保管します。
籾殻が無いご家庭では、新聞紙を巻いて、温度が一定に保てる環境で保管すると大丈夫です。
掘った直後のサツマイモは甘みが少ないので、上記のように熟成させることをおすすめします。
1週間程度でも、十分甘みが増してきますが、1ヶ月程度立つと更に甘くなります。
さつまいもの状態に応じた食べ方
細くて小さいさつまいも
皮剥きに手間がかかる小さいサツマイモは、トースターを使った『焼き芋』が手軽でおすすめ。
・さつまいもを水洗いして、皮についた土を落とします
・トースターで30分〜40分くらい焼きます(トースターの火力に応じて調整してください)
・爪楊枝で焼き加減を確認。出来具合によって焼き時間を延長してください
爪楊枝が抵抗なく『スッと』刺されば完成です。
サツマイモをアルミホイルなどで巻く必要もないので、とても簡単な焼き芋です。
傷や途中で折れてしまったさつまいも
傷や折れた部分から腐りやすいので、なるべく早く調理しましょう。
豚汁、味噌汁、粕汁など、汁物との相性は抜群です。
お好きなサイズにカットして入れておくだけなので、簡単に使うことができます。
皮付きでも使えるところが嬉しいポイントですね。
・サツマイモを茹でて潰す
・油を切ったツナとサツマイモを混ぜる(お好みで玉ねぎ、きゅうり、ゆで卵などを入れてもOK)
・マヨネーズ、鶏ガラなどを入れ味付け
何か一品足りない時に重宝している食べ方です。
ちなみに、我が家では、根のように細いものや、破片になってしまったサツマイモは、ニワトリたちが食べてくれます。
まとめ
サツマイモを熟成させる方法について解説しました。
熟成の一番のポイントは表面を乾燥させることです。
そのためには、掘った直後に洗わないことや、数日前からの天候も重要になります。(いも掘り3日前から晴れが続く日がベスト)
土がついたままのサツマイモが乾燥しやすい条件の日を選んで収穫しましょう。
イモを掘っていると、土の中からいろいろな虫が出てきます。
ニワトリと一緒にイモ掘りをすると、出てきた虫を瞬時に食べてくれます。
サツマイモと一緒に出てくる虫を待つ『ニワトリがいるほっこりしたイモ掘り』になりました。
それではまた。
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