こんにちは。
スポーツの汗は気持ちいいけど、何もしていないのにじんわりと出る汗が嫌いな”とぅーりお”です。
2022年は梅雨の期間がとても短く、春から夏へと季節が一気に進み、9月の半ばに入っても残暑が続く、厳しい夏でした。
「昔はこんなに暑くなかったのに」という会話も、年々増えてきたように思います。
我が家のニワトリも、暑さの影響は例外ではなく、夏の洗礼をしっかりと受けてしまっていたようです。
ニワトリは、常に身体が羽に覆われているため、人間のように服を脱いでということができません。
犬が舌を出しながらハアハアして熱を逃がすように、ニワトリも口を開けてハアハアと呼吸したり、羽を広げて空気の通りを良くしたりしながら、暑さと戦います。
しかし、この2つだけではいずれ限界が来てしまい、夏バテや熱中症を起こす危険性があります。
今回の記事では、ニワトリが夏を乗り越えるため、なるべく費用を掛けず、簡単にできる対策を3つと身体を冷やす食べ物の紹介していきます。
今年の夏、我が家で実際に取り組んだ対策です。
ぜひご覧ください。
暑さがニワトリに与える影響
ニワトリも人間同様に夏バテを起こし、食欲が減少することがあります。
食欲が減少すると摂取できる栄養が減ってしまうので、卵を生む回数が減ったり、殻が丈夫じゃない卵を生んだりすることも。
27℃を超えてくると暑さによるストレスで食欲が少しづつ減少し、30℃を超えると更に減っていきます。
暑さでハアハアと呼吸をするニワトリはとても苦しそうなので、早急に対策を取っていきましょう。
ニワトリの暑さ対策3選
ニワトリ小屋に日陰を作る
ニワトリ小屋の中に日光が入らないように、なるべくたくさんの日陰を作ってあげましょう。
日陰づくりには、すだれがオススメ。
100均などでも簡単に手に入れることができます。
我が家でも、100均のすだれが大活躍しています。
凍らしたペットボトルや保冷剤を活用
次は、直接ニワトリを冷やす方法です。
人間であれば低温やけどの心配もありますが、ニワトリは羽で覆われているので問題ありません。
ペットボトルは横向きに置いて安定する四角型の2リットルがオススメ。
初めのころは、ペットボトルの大きさに驚くこともありますが、すぐに慣れます。
ペットボトルは止り木のようにして足から冷やす使い方をするようです。
また、暑い時期に抱卵モード※入ったニワトリがいたので、卵の代わりに保冷剤を抱かせて、暑さ対策と抱卵モード解除を同時に行いました。
※抱卵モードは、メスが卵を温める態勢になること。抱卵モード中は、卵を温めようと少し体温が上がります。また、食事もほとんど摂らなくなります。卵を取り上げるだけでは解除できないことが多く(我が家の場合)、身体を冷やしてあげることが解除に有効と言われています。
扇風機で風を送る
扇風機の風で涼しいと感じるのは、ニワトリも同じようです。
扇風機を動かしているときは、だいたいその近くから離れません。
家庭用の扇風機でも十分ですが、水を入れて水蒸気と一緒に風を送ることができる小型のものもあるのでご紹介します。
身体を冷やす食べ物(おまけ)
水分量が多く、きゅうりに含まれるカリウムは身体の熱を冷ます効果があると言われています。
冷蔵庫で冷やしたきゅうりのすりおろしが特に食べやすいようです。
こちらも水分量が多く、身体の内部から冷やすことができるようです。
スイカの場合は、一口サイズの角切りにするか、ある程度の大きさのブロックで与えて突かせるのが良いかと思います。
甘いかどうかはあまり関係がないようです。
あと、のみ水をできるだけこまめに替えてあげましょう。
お湯になるとまではいかないものの、ニワトリも暑い時はできるだけ冷たい水を飲みたいものです。
氷があれば、一緒に入れてあげるのも良いでしょう。
まとめ
我が家で実践した暑さ対策を紹介しました。
対策のおかげもあってか、夏バテや熱中症を起こすことなく今年の夏を乗り切ることが出来ました。
日陰を作ること、身体の内と外から冷やす手助けをしてあげると、過ごしやすくなるのかなと思います。
しかし、年々夏の暑さは厳しさを増しているように感じます。
ニワトリを見ていて、様子がおかしいなと感じた時は、迷わず動物病院に連絡をして、適切な対処をしてもらってください。
これからも、ニワトリを飼いたい、一緒に生活をしたいと思っている方に向けて情報発信を続けていきますのでよろしくお願いします。
それではまた。
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