こんにちは。
ゴルフを長年続けていると、何度か雨の日のラウンドになってしまうことがありますよね。
雨に濡れてしまった道具について、このように思われた方はいませんか。
- 濡れた道具を放置しているとどうなるの
- 雨の後の簡単なお手入れ方法は
- ゴルフクラブが長持ちする手入れの仕方を知りたい
シャフトは金属製、グリップはゴム製のものが多いので、錆や劣化によって本来の性能を失ってしまいます。
今回は、ゴルフ歴10年目の私が行っている雨のラウンド後のお手入れ方法をお伝えします。
本記事を読んで頂くことによって、雨のラウンド後のお手入れ方法が理解できて、道具を長持ちさせることができるようになります。
クラブのお手入れ方法
雨に濡れてしまったゴルフクラブなどを放置していると次のような状態になりやすくなります。
- ゴルフクラブのヘッドやシャフトが錆びる
- グリップの劣化が早くなる
- バックや靴などにカビが生える
練習に行こうと思った時に、『バッグにカビが生えていた』『クラブを出したら錆びていた』というふうになっていたらガッカリしてしまいますよね。
基本的には、帰宅後すぐに水気を拭き取って、湿気の少ない通気性の良い部屋で1日程度干しておくだけで大丈夫ですが、長持ちさせるためのポイントを『ゴルフクラブ』『グローブ』『バッグ』ごとにお伝えします。
ゴルフクラブ
ゴルフクラブは『ヘッド』『シャフト』『グリップ』のお手入れを行います。
ヘッド
ドライバーやフェアウェイウッドなどはチタン系の素材がメインとなりますので、水気をしっかり拭き取って置くだけで大丈夫です。
最近のドライバーなどには、クラウン部分にカーボン素材が使用されているモデルもありますので、傷がつかないように柔らかい布で拭き取ることをおすすめします。
アイアンやウェッジのヘッドはステンレス素材のものであれば、水気を拭き取るだけで大丈夫です。
軟鉄素材のものは、メッキ加工がしてあれば錆びにくいので、ステンレス素材と同じように水気をしっかり拭き取ってください。
メッキ加工がされていない(ノーメッキ)のものは、すぐに錆が来てしまうので、できればラウンド終了後すぐに水気を拭き取っておきましょう。
ノーメッキクラブは錆があると味が出るとも言われていますが、できるだけ錆を避けたい方は、早めのお手入れを心がけたほうが良さそうです。
シャフト
カーボンシャフトの場合は、水気を拭き取るだけで大丈夫です。
スチールシャフトの場合は、水気の拭き取りと錆止めスプレーを使用するとシャフトを長持ちさせることができます。
私はシャフトの手入れをする時にKURE5−56を使用しています。
KURE5−56には、金属の潤滑効果の他に防錆剤が含まれているとのこと。
使い方は、乾いた布やティッシュに10円玉くらいの大きさに染みるように吹きかけ、シャフト全体に伸ばし、新しいティッシュなどでさっと拭き取るだけ。
月に1回程度お手入れをしてあげると、シャフトが錆びる可能性がかなり低くなるでしょう。
グリップ
ゴム製・エラストマー樹脂製グリップともに、水気を拭きとったあと、しっかりと乾かしましょう。
特に、ゴム製の場合は水に触れると劣化を早める恐れがあるので、時間がある時にグリップを握ったりして、手の脂をなじませてあげましょう。
そうすることで、ゴム製ならではの柔らかさと、グリップ力を長持ちさせることができるそうです。
グローブ
合成皮革のグローブであれば、直射日光の当たらないところで干しましょう。
洗濯バサミを使う、平干しのどちらでも構いません。
乾いたあとは、一度手に装着したり、グローブハンガーに装着して、形を整えてあげると、次回も違和感なく使用できるでしょう。
もし、天然羊革が濡れてしまった場合は、革がかなり固くなってしまうので、買い替えをした方が良いと思います。
天然羊革をよく使っている方でも、急な雨に備えて合成皮革のグローブを持っていたほうが安心ですね。
バッグ
ゴルフクラブをバックから全て抜いて、通気性の良い場所でしっかり乾かしましょう。
グリップなどについていた水滴が、バッグの中にまで染みていることもあります。
また、ラウンドで使っていたボールやマーカー、ティーなども濡れているようであればクラブ同様にバッグから出しておきましょう。
まとめ
雨ラウンド後の道具の乾かし方、お手入れ方法について解説しました。
天気予報の精度は年々上がっているものの、予期せぬ雨に見舞われることは多々あるかと思います。
雨でスコアが悪くてそのまま道具を放置
↓
しばらく日が経ってからゴルフ道具を見てみると、錆やカビが生えていた!
こうなってしまうととてもショックですよね。
雨でスコアが悪くなってしまった悔しい気持ちや、楽しみにしていたゴルフが雨だった残念な気持ちもあると思いますが、次回のゴルフに向けてお手入れをしてあげましょう。
ゴルフ道具は、そこそこ値段がするものであったり、長く使用していて愛着があるものだったりします。
メンテナンスをしっかり行って、愛着のあるゴルフ道具を長く使っていきたいですね。
それではまた。
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