こんにちは。とぅーりおです。
前回はアドレスの立ち方について3つのポイントをお伝えしました。
3つ目のポイントでお伝えした『適切なアドレスをした状態で腕を身体の前でダラーッと伸ばし、手を合わせた位置がグリップの自然な位置』の続きに関する内容です。
「腕はどういう形にしたらいいのかわからない」
「どこに力を入れたらいいのかわからない」
「どうしたら手打ちが直るの?」
などの疑問について、3つのポイントに絞って解説していきます。
右打ち転向後の初めての練習で100球を打ち、目標方向にほとんど飛ばなかった私が、9か月後にスコア86を出すことができました。
右打ちを始めてから、現在も必ず意識しているポイントです。
腕の形を意識するだけで、腕と身体の一体感は大きく変わります。
この記事を読んでいただくことで、腕と身体の一体感が身につきます。
アドレス時の腕の形
ゴルフのスイングは、毎回同じように振る『再現性』の高さが上達に繋がります。
再現性を高める腕の形に必要な3つのポイントをお伝えします。
・腕の向き ・脇の締め方 ・左腕とクラブを一直線に
この3つを身につけることで、手打ちになりにくい腕と身体が一体となったスイングが再現しやすくなります。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
腕の向き
バレーボールのレシーブをするように、両肘の内側を正面に向けましょう。
アドレスでこの腕の向きを作ることにより、身体と腕の一体感が作りやすくなります。
一体感が生まれることにより、腕だけではなく上半身の大きな筋肉を使ったテイクバックができるようになるため、スイングの安定感が増します。
また、この腕の向きは次のポイントでお伝えする脇の締め方にもつながる部分なので、しっかりと意識していきましょう。
脇の締め方
腕と身体の一体感を作るための重要なポイントです。
バレーボールのレシーブのような構えを作ったまま、手を顔の高さくらいまで上げて、そのまま元の位置くらいまで戻してみましょう。
上腕が胸筋の上に乗り、やや窮屈な感覚になるかと思いますが、それが正解です。
この状態で、上半身を左右に向けた時、胸と腕がロックされた状態で動くようになります。
しっかり脇を締めたアドレスが、上半身の大きな筋肉を使った安定したスイングにつながるでしょう。
ゴルフのアドレスで「脇を締める」とよく言われますが、締め方を間違えると、上腕の力で脇を締めようとする余計な力が入るだけになってしまうこともあります。
実際に私がそうでした。
バレーボールのレシーブのような構えから腕を上げる大きな動作が必要ですが、腕と身体の一体感に慣れてくるまでは、意識的に取り組んでみましょう。
左腕とクラブを一直線に(右打ち)
腕と身体の一体感があるアドレスができたら、実際にクラブをヘッドを地面につけて構えてみましょう。
この時、手の位置を身体の中央からやや左より(左足太ももの内側くらい)のところに合わせると、左腕とクラブが一直線になった自然な構えになります。
アイアンやウェッジなどのクラブは『ハンドファスト』に当てる必要があります。
アドレスの時から『ハンドファスト』が意識しやすい自然な構えをすることで、良い当たりが増えてくるようになるでしょう。
まとめ
今回はアドレスの腕の形について解説しました。
①腕の向き ②脇の締め方 ③左腕とクラブを一直線に
この3つのポイントを覚えていれば、腕と身体の一体感がある正しいアドレスができるようになるでしょう。
一体感がしっかりと出来ていれば、ハーフスイングなどの基礎練習でも成功率が更に上がると思います。
腕と身体の一体感は、ゴルフスイングの再現性を高めるとても重要なポイントです。
普段の練習から意識して、本番でも安定したゴルフができるように頑張っていきましょう。
それではまた。
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