ニワトリが産んだいつもと違う卵

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アローカナの卵 アローカナの生活

こんにちは。

我が家では、卵を産んでくれるアローカナが2羽います。

2羽とも2021年6月に生まれ、同じ年の12月22日につきみ、年明けの1月8日にきなこが初めて卵を産みました。

そこから、平均して3日に2個づつペースで卵を産んでくれています。

ところがある日、いつもと違う卵を産むことがありました。

発見したときは「すごい卵が出てきた!」と、興奮気味に卵を回収したのですが、

「何か悪い食べ物を与えてしまったのかな?どこか具合の悪いところがあるのかな?」と、不安な気持ちに・・・

今回は、実際に我が家であった2つの異常な卵の内容と、その後の対策についてお伝えしていきます。

今飼っているニワトリがこの記事のような卵を産んだ場合や、異常卵を防ぐ対策の参考にしてください。

いつもと様子が違う卵

卵の比較

まずはじめに、ニワトリが卵を産む仕組みを説明します。

ニワトリの卵は、体内で黄身から順番に作られていきます。

ニワトリの卵巣には、たくさんの黄身のもとがあり、その一つ一つが成長し、卵の黄身になります。

①卵巣で黄身が7〜10日くらいかけて成長する
②成長した黄身が排卵される
③黄身の周りに白身が付いていく
④白身の外側に薄皮ができる
⑤ゆっくり時間を掛けて硬い殻を作る(半日〜20時間程度)

②〜⑤の工程が約24時間かかるので、ニワトリが1日に産むことができる卵は1個です。

そして、①の黄身が時間差で成長しているので、卵をほぼ毎日産んでくれるようになります。

ちなみに、「ニワトリはメスだけで卵を産むの?」と、ときどき聞かれることがあります。

答えは ニワトリの産卵=人間の生理 のようなイメージです。

強引に人間の女性で例えた場合、排卵を毎日しているような感じでしょうか。

ニワトリさん、いつもありがとう。

いつもの青い殻がない!?プニプニの卵

柔らかい卵

この症状はニワトリのカルシウム不足によって起きてしまうとのこと。

半透明のプニプニ卵は、その重みだけで破れてしまいそうなくらいです。

そして、薄い皮からはうっすらと黄身が透けて見えるほど。

どうやら、卵を作る最終工程で、殻を形作るだけのカルシウムが足りていなかったようです。

 

『そういえば、最近のエサに牡蠣殻を入れて無かったような・・・』

 

急いで牡蠣殻を砕いて、ニワトリたちに与えたところ、2日後には、いつもどおりの青い殻のおいしい卵を産んでくれました。

今回は、健康に問題があったわけでは無かったので一安心です。

もし、カルシウムを与えずに放置すると、産卵がストップするとのこと。

このようなプニプニ卵が出てくる場合は、産卵と産卵の間が2,3日空くことが多いそうです。

毎日産卵していたのに、ここ最近産んで無いなと思ったら、よく様子を見てあげてください。

プニプニ卵は、殻の異常なので食べることは出来ますが、十分に加熱したほうが安心かなと思います。

サイズがいつもと違う?うずらサイズの卵

アローカナの異常卵

うずらの卵くらいの大きさ

卵を作るときに黄身を入れ忘れたみたいです(笑)

この卵のように、2周りほど小さい卵は、健康なニワトリでも稀にあるそうです。

たまたま1回だけ小さく、次の卵はいつもどおりであれば良いのですが、小さい卵が続く時は要注意!

ニワトリの卵巣や卵管などに問題があるのかもしれません。

この場合は、飼い主ではどうすることも出来ないので、鳥専門の先生がいる病院ですぐに診てもらってください。

この時の白身は、他の卵と混ぜて、だし巻きにしました。

まとめ

ほぼ毎日産んでくれる卵なので、異常が起こるととても不安になります。

今回はカルシウムが足りていない時にできる「殻のないプニプニ卵」と、ニワトリが稀に産む「黄身のない小さな卵」だったので、食べ物を気をつけることにより解決することが出来ました。

しかし、このような異常な卵が続く場合は、病気が隠れている可能性もあリます。

その場合は迷わず動物病院につれていくようにしましょう。

 

これからも我が家のニワトリに感謝して、卵を美味しくいただきたいと思います。

 

それではまた。

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