【動画あり】ニワトリの鳴き声にどんな意味があるの?5つの鳴き声を解説

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鳴き声 アローカナの生活

こんにちは。

少し前の日本では、ニワトリと生活する家庭がたくさんあったそうです。

現在では、犬や猫を飼っている家庭はあっても、ニワトリを飼う家庭は少ないのではないでしょうか。

わたしたちの周りの家庭でも、ニワトリを飼っている家庭はありません。

なので、ニワトリを飼っていると言うと、大体の人が「なんで?」と驚きつつも興味を持ってもらえることが多く、このようなことをよく聞かれます。

  • ニワトリは、みんな鳴くの?
  • 鳴くのは朝だけ?
  • どれくらい大きな鳴き声?

『ニワトリ』と聞くと『コケコッコー』のイメージが強いですよね。

実は『コケコッコー』以外にいろいろな鳴き方をします。

今回は、ニワトリの鳴き声について解説します。

私は、2021年6月からニワトリ(アローカナ)を飼育していて、毎日鳴き声を聞いています。

この記事では、自分で撮影した実際の音声動画を載せて解説していきます。

鳴き声を編集しながら、行動を確認していると、ニワトリごとにしっかりと個性があって、ますます可愛く感じました。

動画の中には、大きな鳴き声の動画があるので、視聴する場合は音量にご注意ください。

※我が家のニワトリの行動を基にした内容です。全てのニワトリが同じタイミング・条件で鳴くとは限りません。

それではどうぞー



ニワトリはどのような時に鳴くのか

鳴き声

実際に飼っていて、ニワトリが大きな声で鳴くのは大きく★3種類です。

  • オスのコケコッコー
  • メスが何かを要求する時や卵を生む前
  • 危険を察知し警戒しているとき
  • メスにエサの場所を伝えるとき
  • 卵を守るとき

それでは、順番にお伝えしていきます。

今回は、鳴き声の「大きさ・頻度・継続時間」を6段階にしてみました。

わたしが聞いて感じた主観的なものになっていますので、「へぇ〜」くらいの感じで軽くみてもらえると嬉しいです。

オスの「コケコッコー」

  • 声の大きさ ★★★★★☆
  • 鳴く頻度  ★★★★★★
  • 継続時間  ★★★★☆☆

ニワトリの代名詞と言えばこの鳴き声ではないでしょうか。

時期によっては夜明け前から始まるオスの「コケコッコー」です。

「コケコッコー」と言えば朝をイメージする方が多いと思いますが、日中どの時間でも鳴きます

山間に住んでいるのであれば、やまびこになるくらいの声量です。

基本的には毎朝ほぼ決まった時間から鳴き始め、休んでは鳴き休んでは鳴きを繰り返します。

我が家の感覚では、さくらとあんこ(オス)が交互に鳴き、それを10分ほど繰り返したらしばらく休憩。

思い出したようにどちらかが鳴き始めると、また10分くらい繰り返す。

大体このような感じで、早朝から夕方まで鳴いています。

そして、オスが「コケコッコー」と鳴くのは以下の理由があると言われています

  • 自分の縄張りであることを主張する為
  • メスへの求愛のため

1つ目の理由は「縄張りの主張」です。

ニワトリはオスメス共に順位付けがされている縦社会であり、縄張り意識が非常に強いという習性からきているものと言われています。

まさに、グループのBOSSが、「ここは自分達のテリトリーだ」と毎朝宣言しているようなものですね。

2つ目は「求愛」です。

さまざまな野鳥が、メスを惹くために「さえずり」や「ダンス」をして求愛している様子をテレビなどで見たこともあるのではないでしょうか。

大きく「コケコッコー」と鳴くことでアピールしているそうです。

メスの要求「コーココココココココ!」

  • 声の大きさ ★★★★★★
  • 鳴く頻度  ★★★☆☆☆
  • 継続時間  ★★★★★☆

メスが発する大きな鳴き声です。

この鳴き声を発するのは、私たち飼い主が小屋の前を通った時。

「散歩に行きたい行きたい!」と言わんばかりに大きな声で鳴き続けます。

その後すぐ散歩に行くことができればいいのですが、すぐに散歩に行けないこともよくあり、10分くらい鳴き続けることもしばしば。

それだけ鳴き続けても散歩に行けないと察すると、あきらめて鳴き止みます。

「あ、あきらめたな」とは思いつつも、「ごめんやで」とも同時に申し訳なく思います。

散歩へ連れて行く時、わたしが長靴に履き替えることを知っているので、長靴を持っている姿を見つけるとすぐに鳴き止み、小屋のとびらの前でソワソワし始めます。

危険を察知!「コケーココココココ・・・・」

  • 声の大きさ ★★★★★★
  • 鳴く頻度  ★★☆☆☆☆
  • 継続時間  ★★★☆☆☆

大きな音がしたり、天敵のトンビを見つけた時など、危険を知らせるための鳴き方です。

危険を知らせるので、やはり鳴き声も大きくなります。

精一杯首を伸ばしながら視野を広げ、危険が過ぎ去るまで鳴き続けます。

さくらとあんこ(オス)だけかと思いきや、今回の様に「きなこ(メス)」も同じように危険をしらせる鳴き声をすることも。

今回はたまたま一羽だけで鳴いていますが、複数羽で鳴くこともよくあります。

天敵である猛禽類が持つ鋭い爪やクチバシにはなかなか太刀打ちすることができず、自由に空を飛んで逃げることもできないので、危険に敏感なのではないでしょうか。



オスがメスにエサの場所を伝える鳴き声

  • 声の大きさ ★★★☆☆☆
  • 鳴く頻度  ★★★☆☆☆
  • 継続時間  ★★★★★☆

ニワトリのオスは、こう見えてかなり献身的で、大好物のバッタやミミズを見つけてもすぐに食べようとせず、メスが食べに来るのを鳴きながら待ちます。

ミミズが干からびて食べたくないからメスに食べさせているわけではありません(笑)

この鳴き方は、あんことさくらの両方のオスに見られます。

メスのためにエサを見つけてあげるなんて、とても健気でかわいいですよね。

温めている卵を守る「キェェェェェ---!」

  • 声の大きさ ★★★★★★
  • 鳴く頻度  ★★☆☆☆☆
  • 継続時間  ★☆☆☆☆☆

抱卵中のメスニワトリは、卵を守る親鳥モードになるので、とても警戒心が強くなります。

動画のように、普段お世話をしている飼い主に対しても、威嚇をすることがあります。

アローカナは温厚な性格をしたニワトリと言われているので、今のところ攻撃をされたことはありません。

気性が荒い品種であれば突かれることがあるかもしれないので注意しましょう。

また、抱卵中はエサを食べたり水を飲まずに卵を温め続けるので、体力を消耗します

その間は、卵を産まなくなります。

孵化をさせる予定が無い、無精卵を温めているようなことがあれば、早めに取り上げて、抱卵モードを解除できるように促してあげましょう。



鳴き声まとめ

みなさんがよく聞く「コケコッコー」はオス特有の鳴き声でした。

そして、その理由は

  • 自分の縄張りであることを主張する為
  • メスへの求愛のため

というものでしたね。

そのほかには、自己主張をするときの鳴き声や、危険を知らせる大きな鳴き声がありました。

もし、ニワトリを飼おうと思われる時は、「コケコッコー」以外の鳴き声にも注意が必要かと思います。

実際の音声動画が参考になればと思います。

これからもアローカナたちの生活を見守ってもらえると嬉しいです。

 

それではまた。

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