こんにちは。とぅーりおです。
皆さん、ゴルフクラブの『お手入れ』していますか。
ゴルフクラブの手入れと聞いて、このようなことを思った方もいるのではないでしょうか。
- ゴルフクラブって手入れがいるの?
- どのように手入れすればいいの?
- 手入れのメリットは?
練習やラウンドの後は、クラブをバッグに入れ、車のトランクについつい放置してしまいがちですよね。
ゴルフクラブは、スチールやゴムといった素材がシャフトやグリップに使われることが多いので、放っておくと錆や劣化が進んでしまいます。
今回は、ゴルフクラブを長持ちさせるためのお手入れを解説します。
この記事を読んでいただくことで、ご自身のゴルフクラブをキレイに長く使うことができるようになります。
お手入れ方法を身に付けて、これからのゴルフ生活に役立ててください。
お手入れに必要なもの
ゴルフクラブの手入れに必要な道具は次の通り。
- 水
- タオル 又は キッチンペーパー
- スポンジ
- メラミンスポンジ
- 歯ブラシ 又は つまようじ
- KURE5-56
- 液体の中性洗剤
以上の7つあればしっかりとした手入れができます。
続いて、ゴルフクラブのパーツごとのお手入れについて解説します。
クラブヘッド
ウッド系
主にクラウン面・フェイス面・ソール面を手入れします。
クラウンは濡れたタオルなどで汚れを拭き取りましょう。
汚れを拭き取ったあとは、乾いたタオルやキッチンペーパーなどで余計な水分を取り除きます。
一方、フェイス面では、メラミンスポンジがとても役に立ちます。
メラミンスポンジを使えば、フェイスに付いたボール跡もキレイに取ることができます。
ソール面は、濡れたタオルで汚れを拭き取りましょう。
土などが付いている場合は、先に濡らしておくと拭き取りが楽になります。
練習場の人工芝跡も濡れたタオルで十分に拭き取れます。
アイアン・ウェッジ
クラブフェイスを水に浸け、フェイス面の溝(スコアライン)の汚れを歯ブラシで落としましょう。
ボール跡やこびりつき汚れがある時は、メラミンスポンジを使ってもOK!
ソール面やバックフェイスは濡れたタオルや歯ブラシでキレイにすることができます。
ウェッジは、フェイス面の溝(スコアライン)をしっかりと掃除しましょう。
泥などの汚れがひどい場合は、一度水につけてから歯ブラシで磨くと汚れが落ちやすくなります。
溝(スコアライン)の状態は、ボールのスピンに影響するので、つまようじのような尖ったもので掃除しておくと、本来の性能を発揮しやすくなります。
以前、仕事で知り合ったゴルフショップのオーナーによると、穴あけ用の『キリ』を使っても大丈夫とのことです。
また、ノーメッキのウェッジの場合は、定期的に手入れをしていても多少の錆が出ます。
上級者からすれば、その錆は味があるという認識があるため、あまり気にしなくて大丈夫です。
もし、今以上に錆を広げたくない場合はKURE5−56を使いましょう。
ゴルフクラブのお手入れに5-56 が威力を発揮します。ヘッドやスチールシャフトにシュッとしてウエスで磨くと、驚くほど汚れがとれて、ピカピカに。ヘッドの細かいキズに入り込んだ汚れなどもきれいに取り除けます。サビの発生も防げます。
この後紹介する、スチールシャフトの手入れでも5−56が大活躍します。
シャフト
カーボン
カーボンシャフトは濡れたタオルを使って気になる汚れを拭き取りましょう。
カーボンは熱や傷に弱いので、強く擦ったり、メラミンスポンジを使ったりすることは避けましょう。
スチール
スチールシャフトは、KURE5−56を使用するとキレイに長持ちさせることができます。
KURE5−56には、金属の潤滑効果の他に防錆剤が含まれているとのこと。
使い方は、乾いた布やティッシュに10円玉くらいの大きさに染みるように吹きかけ、シャフト全体に伸ばし、新しいティッシュなどでさっと拭き取るだけ。
少しの錆であれば、KURE5−56の成分によって取れるそうです。
月に1回程度お手入れをしてあげると、シャフトが錆びる可能性がかなり低くなるでしょう。
グリップ
中性洗剤を水に溶かし、スポンジでゴシゴシ擦りましょう。
硬いスポンジが付いているタイプであれば、グリップの隙間に入り込んだ汚れも取れやすくなります。
洗浄した後は、濡れたタオルなどで洗剤を拭き取り、日陰の風通りが良いところで半日程度乾かしましょう。
ラバー系グリップは、長期間使わないと劣化が早まるので、しばらく使う予定がない場合はラップを巻くおくと良いみたいです。
また、ラップが面倒という方は、定期的にクラブを握るだけでも効果があるそうです。
手入れをするメリット
ゴルフクラブお掃除のメリットを確認しておきましょう。
- クラブが長持ちする
- 高く売却できることがある
- クラブに愛着が湧く
メリットを事前に知っておくと、お手入れに対する気持ちが変わります。
どのようなメリットがあるのか、ぜひチェックしてみて下さい。
クラブが長持ちする
定期的に手入れをすると、グリップの劣化を遅らせたり、スチールシャフトの錆付きを防止することができます。
クラブ全体の汚れや水気を放置してグリップが劣化すれば、スイングへの悪影響や、クラブのすっぽ抜けによる思わぬ事故が起きることも。
また、シャフトに錆が広がれば、最悪の場合折れるなど、全く良いことがありません。
定期的に手入れをしながら、ゴルフクラブの状態を確認してあげてください。
高く売却できることがある
状態の良いゴルフクラブは、売却がしやすく相場価格よりも高く売れる可能性があります。
フリマアプリなどで商品の状態が「目立った傷や汚れなし」になっていると、なんとなく良さそうと思いますよね。
また、商品のコメント欄に、実際に行ってきた手入れ方法を入れておくと、ゴルフクラブがどれだけ大事に使われてきたかが伝わります。
そうすれば、多少金額が相場より高くても、他のクラブと差別化をすることができるでしょう。
クラブに愛着が湧く
日頃から、道具を大事にしていると愛着が湧きます。
ゴルフはうまく行かないことが多いスポーツですが、愛着があるクラブでのミスなら許せそうな気がしますよね。
手入れをして、常にクラブの性能を発揮できる状態にしていれば、「ミスは自分が原因なんだな」と納得することができるようになるでしょう。
まとめ
ゴルフクラブは、適切な手入れによって長期間使うことができます。
グリップも手入れをしっかりすることで、良い状態を長く保つことができるでしょう。
ただ、グリップは消耗していくものなので、手入れ後でも滑りやすい、摩耗しているようであれば交換が必要です。
「グリップ交換を自分でしてみようかな」と思っている方はこちらの記事を参考にしてください。
愛着のあるゴルフクラブと練習やラウンドをして、ゴルフをどんどん楽しんでいきましょう。
それではまた。
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